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壊れた農機具の処分や対応にお困りではないでしょうか。
農機具は、壊れていても買取業者に売却できるケースがあります。高く買取してもらえる場合もあるため、処分する前に売却の検討をおすすめします。
壊れた農機具を売却する際、「どうやって売却したらいいのか」「どんな農機具なら買取してもらえるのか」など、疑問に感じることもあるのではないでしょうか。
この記事では、壊れても買取してもらえる農機具や、高く売るためのポイントを紹介します。
農機具は壊れていても買取してもらえる

壊れた農機具は買取してもらえる場合があります。ここでは、壊れた農機具を買取してもらえる理由や方法を解説します。
壊れていても買取してもらえる理由
壊れた農機具でも買取してもらえる理由は、リサイクルできる部品が含まれているためです。農機具にはエンジンやタイヤ、油圧システムなど、価値のある部品が多く含まれています。
買取業者は、買い取った農機具から取り出した部品をリサイクルしたり、他の農機具に利用したりすることで収益を得ることが可能です。
また、壊れている部分が少ない場合は修理して再販し、利益を得ることもできます。
特に日本製の農機具はアジアやヨーロッパで高い人気があり、壊れた農機具でも修理して再利用されるケースが多くあります。
処分よりも買取がおすすめ
壊れた農機具は、処分するよりも買取してもらうことをおすすめします。
農機具を処分する場合は費用がかかりますが、買取なら不要な農機具から収入を得ることが可能です。
また、売却した農機具は修理や部品などで再利用されるため、廃棄物を減らすことになり、環境保護にも貢献できます。
出張買取に対応している業者であれば、壊れた農機具を移動させることなく売却できます。
自分では売却できないと思っている農機具でも、実際に査定すると高値買取を提示される場合もあるため、まずは無料査定を受けるのがおすすめです。
壊れている農機具を買取してもらう方法
壊れている農機具を買取してもらう方法は、以下の3つが挙げられます。
- 農機具専門買取業者に買取してもらう
- リサイクルショップに売却する
- フリマサイトを利用して売却する
基本的には、専門性が高く価値を適正に判断でき、トラブルが少ない農機具専門買取業者がおすすめです。
農機具専門買取業者は無料査定を行っているケースが多く、コストをかけずに売却できるかどうかを判断できます。
壊れても買取してもらえる農機具の例

農機具にはさまざまな種類があります。ここでは、壊れていても買取してもらえる農機具の例を紹介します。
トラクター
トラクターは、けん引力を持つ農機具のことです。
アタッチメントを取り付けることによって、耕起や施肥、収穫、草刈りなど、さまざまな農作業を行うことができます。
農業全般で活躍する農機具で、農機具の中でも特に高い需要があります。
国内のトラクターは海外市場でも人気が高く、中古市場では高値で取引されており、壊れていても高く買取してもらえる場合が多いです。
コンバイン
コンバインは収穫と脱穀、選別の機能が合わさった農機具です。
稲や麦の収穫に特化している自脱型と、大豆やトウモロコシなどさまざまな作物に対応している普通型があります。
自脱型は日本の農業ニーズに合わせて開発されており、普通型は欧米の大規模農場向けに開発されました。
特に日本製のコンバインは耐久性が高く、壊れていても修理して使えることが多いため、状態によっては高値での買取も期待できます。
エンジンが完全に壊れているような場合でも、部品買取で売却できることもあります。
耕運機
耕運機は、田畑の耕運を目的とした農機具です。
トラクターに比べて小型かつ軽量で簡単に操作できるため、農業初心者から経験者まで幅広く利用されています。
近年はアタッチメントを付け替えることで、耕運以外の作業ができる機種も増えています。
耕運機は家庭菜園にも使用できることから需要が高く、壊れていても買取してもらいやすい農機具です。
また、古くても買取できる場合が多いため、査定に出すことをおすすめします。
アタッチメントがある場合は、あわせて査定に出すことによって買取金額が高くなる場合もあります。
運搬車
運搬車とは、収穫物や作業道具などを荷台に乗せて効率的に運搬するための農機具です。悪路や傾斜に強いクローラータイプや、公道走行ができるホイールタイプなどがあります。
エンジンタイプには、ディーゼルタイプやガソリンエンジン、電動式などがあります。
使用目的は運搬が中心となるため、機能にこだわりがない方も多く、中古市場での需要も高い農機具です。
そのため、古くなっていたり、エンジンが動いていなかったりする場合も、部品取りでの需要が期待できます。
草刈機
草刈機とは、農地や庭園の雑草を刈り取るための農機具です。
雑草を手早く刈ることに特化した機械であり、エンジン部分を背負って使用するタイプが多くあります。刃になっている部分を地面に向け、雑草の根本部分に当てて刈っていきます。
なお、草刈機と似ている農機具に芝刈機がありますが、こちらは芝を美しく均一に刈ることを目的とした農機具です。
草刈機と芝刈機は、修理して再利用や部品取りでの需要が高く、壊れていても買取してもらえる場合があります。
状態によっては高く買取してもらえる可能性があるため、まずは査定に出してみることをおすすめします。
田植え機
田植え機は、イネの苗を水田に移植する農機具です。
稲作地で使われる農機具で、歩行型と乗用型の2タイプがあります。中古の田植え機は需要が多く、専門業者に依頼して買取してもらうことが可能です。
特に春先は田植え機の需要が高まる傾向にあり、このタイミングは査定価格が高くなる場合もあります。
壊れた農機具を高く買取してもらうためのコツ

壊れた農機具の査定額はメンテナンスによって変わってくる場合もあります。ここでは、壊れた農機具を高く買取してもらうためのコツを紹介します。
エンジンを定期的に動かしておく
壊れた農機具を高く買取してもらうためには、完全に動かなくならないように、エンジンを定期的に動かしましょう。
エンジンをかけずに放置したままにしていると、エンジン内部が固着してしまい、修理できなくなってしまう可能性があります。
また、放置しているとバッテリーは徐々に電力を消費し、バッテリー上がりにつながるため注意が必要です。
エンジンを稼働させることでエンジン内部の腐食を防ぎ、それによりバッテリーの保存状態も良くなります。
査定の際にもプラスになるため、農機具が壊れてしまっても査定を受けるまではエンジンの様子をチェックしましょう。
車体をきれいにしておく
車体をきれいにしておくことも、壊れた農機具を高く買取してもらうためのコツです。
壊れていても見た目が清潔でお手入れがきちんとされている農機具は、メンテナンスが行き届いていると判断されやすくなります。
泥やホコリだけでなく、可能であればサビ汚れも取り除き、きれいな状態にしましょう。
特に車体の目立つ部分をしっかりと清掃しておくことで、買取業者からの印象が向上する可能性もあります。
また、車体だけでなく運転席やキャビンなどの内部も清掃しておきましょう。乾いた布や掃除機でほこりを取り除き、汚れがひどい場所は水拭きをして、乾いた布で乾拭きします。
保管場所に気をつける
壊れた農機具は保管場所にも気をつけましょう。
農機具は金属製の部品が多く、湿気や雨風にさらされてしまうと腐食やサビが発生しやすくなります。
保管場所が悪いと、短い期間でも劣化が進んでしまい、査定額に影響を与える可能性があるため注意が必要です。
壊れた農機具の劣化を防ぐためには、屋根のある場所への保管や、防水カバーで覆うなどの工夫をしましょう。
どうしても外に保管する必要がある場合は、農機具用のサビ止め処理を施しておくのがおすすめです。
壊れた農機具を買取してもらうなら専門業者がおすすめ

壊れた農機具を買取してもらうなら専門業者に依頼するのがおすすめです。ここでは、その理由や売却に向けた流れを解説します。
個人売買にはリスクがある
壊れた農機具を個人売買で買取してもらう場合は、さまざまなリスクがあります。
例えば、実物の確認が難しいフリマアプリやネットオークションで売却する場合、壊れている部分や傷の有無を正確に伝えるのは簡単ではありません。
説明が不十分だと、買い手から「もっと状態が良いと思っていた」とクレームが入る可能性があります。
また、個人間での取引ではトラブルが発生した場合に個人同士で解決しなければいけません。トラブルが長期化するリスクもあるため、慎重な検討が必要です。
その点、専門業者に買取してもらう場合は、専門知識を持った査定員が実際に壊れた農機具をチェックしたうえで査定額を提示します。
買取価格を適切に設定できるため、個人売買のようなトラブルが発生することはありません。
専門業者に買取依頼するメリット
専門業者に壊れた農機具の買取依頼をするメリットは、高額で買取してもらいやすいことや手間がかからないことです。
高額買取が実現しやすい理由は、専門知識を持っていて販売ルートが整っていることが挙げられます。
特に自社で整備できる環境が整っている専門業者は、外部に整備委託する必要がなく、より高い査定額の提示が可能です。
また、海外に販売ルートを持っている専門業者も修理した農機具をそのまま売却できるため、買取金額が高くなります。
出張買取に対応している場合は、大きな農機具でも引き取ってくれるため運搬の手間が省けることもメリットです。面倒な作業も代行してくれるため、忙しい方にもおすすめです。
専門業者に買取依頼する事前準備と流れ
専門業者に買取依頼する際の事前準備は以下の流れで行います。
- 農機具を売却する準備を行う
- 買取業者に査定依頼をする
- 現地で立会いのもと業者による査定を行う
- 査定額に問題がなければ売却の契約を行う
- 契約成立後、現金または振込でお金を受け取る
専門業者に依頼する場合は、特に難しい手続きはありません。業者によっては身分証明書が必要になるケースもありますが、面倒な手続きや書類の用意も不要です。
もちろん運搬も業者が行うため、壊れた農機具を運ぶ手段を考える必要もありません。
専門業者を選ぶポイント
農機具の買取専門業者は多くあるため、どの業者を選ぶかがスムーズな取引や高値買取において重要です。特に重視したいポイントは以下が挙げられます。
- 無料査定サービスがある
- 買取実績が豊富にある
- メーカーに関係なく対応している
- 独自の販売網がある
買取実績がある専門業者は、状態が悪い農機具でも適正価格で査定できます。
また、メーカーに関係なく買取対応している専門業者も、さまざまな農機具の知識を持っているため、信頼性が高いといえるでしょう。
一方で、農機具の買取業者の中には悪質業者もいるため注意が必要です。なかには、相場よりも安い査定額で買取されたり、買取の契約成立後に減額したりする業者もいます。
トラブルに巻き込まれないためにも、買取業者の評判は事前に調べておくことが大切です。
まとめ
この記事では、壊れた農機具の買取までの流れや、高く買取してもらうためのコツなどを紹介しました。
農機具は、壊れていても修理して再販やパーツ取りができるため、買取してもらうことができます。
処分する場合は処分料がかかりますが、買取であれば処分料はかからず、収入を得ることができます。
一方、農機具の買取専門業者の中には悪質業者もいるため、トラブルに巻き込まれないためにも信頼できる業者選びが大切です。
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